「農民」記事データベース20061016-752-06

富山県食健連

“新米食べて味の違いに驚いた”

生産者・消費者 稲刈り交流会

関連/いつも圧巻伝統かかし


 国民の食糧と健康を守る運動富山県連絡会(富山県食健連)は、九月十七日、富山市内で生産者と消費者との稲刈り交流会を開催。二十数人が参加し、春に植えた稲を刈り取りしました。(写真〈写真はありません〉)

 子どもたちは、田んぼの虫たちに大はしゃぎ。「産直の米はおかわりがすすむ。でも値段がちょっと…」という声に、農民連事務局長の水越久男さんは「一〇〇%富山県産でないとか、粒が小さいものや外米を混ぜているとか、安い米には安いなりの理由がある」と解説。「一列刈っただけでも大変。高いなんて言っちゃいけないね」の声も聞かれました。

 「田植えや稲刈りは初めてで楽しかった。普段はスーパーで安い米を買っていますが…」という若いお母さん。一方、お父さんは「食べている銘柄や品質などは知らなかった。新米を食べて味の違いに驚いた。家族で良い米を買うように相談します」と話すなど、本音での交流が進みました。

(富山県食健連 多田裕計)


全国かかし祭り

いつも圧巻伝統かかし

山形・上山

 山形・上山市の第三十六回「全国かかし祭り」が九月十六日から二十四日まで、上山市民公園で開かれました。出品は約三百体。伝統かかし(写真〈写真はありません〉)は圧巻で、風刺かかしや「イナバウアーかかし」「ハンカチ王子かかし」が話題に。また、郷土の歌聖・斉藤茂吉翁にちなんで募集された、小学生による短歌かかしも注目を浴びていました。豊作を願う「かかし」ですが、農産物価格の低迷も何とかしてほしいものです。
(山形・上山 菊池喜英)

(新聞「農民」2006.10.16付)
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2006年10月

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