「農民」記事データベース20061023-753-07

本の紹介

「国民投票法案」
改憲手続き法案に「カラクリ」

9条変えるための法案不公正な中身知らせる

関連/“豚の丸焼きダ”あっという間に…


 安倍政権が誕生して、いま臨時国会が開かれています。最大の焦点は、教育基本法改悪案と国民投票法案=改憲手続法案を阻止するかどうか、です。

 安倍首相は、この二法案を“成立させる”と息巻いていますが、憲法を変えるための国民投票法案の中身は、まだ多くの人々に知られていません。自由法曹団の弁護士たちが書いたこのブックレットを読んで危険な中身を知ったとき、絶対にビックリします。それは、憲法九条を変える「カラクリ」が、この法案にあふれているからです。

 憲法九条を変えるために、避けて通れない関門は国民投票で過半数を獲得したといえる状況にすることです。そのために、改憲派、靖国派が考えたことは何か。何とか過半数に持っていくために、よくもこんなに悪知恵を働かせたものです。

 このブックレットを読み、この法案の不公正な内容を知れば知るほど、「黙ってはいられない!」。自民党や公明党、民主党が国会に提出している国民投票法案のひどい「カラクリ」をまわりの人々に伝え、ともに学習して、なんとしても廃案にして、憲法を守るたたかいに勝利しようではありませんか。

 (学習の友社Tel03―5842―5641まで。定価600円)


“豚の丸焼きダ”
あっという間に…

山形・置賜農民連青年部 収穫祭 大盛況

 第六回「秋の大収穫祭―豚の丸焼き」が九月十七日、山形県南陽市で開かれ、会場いっぱいの約二百人が参加(写真〈写真はありません〉)。焼き上がった「丸焼き豚」には長い行列ができ、あっという間に平らげました。

 この収穫祭は、置賜農民連青年部が中心となって準備にあたる青年スタッフを募り、置賜産直センターの共催で開かれています。青年が交流を深める一大イベントにもなっており、今年も地元をはじめ、県内、静岡、東京、千葉、宮城などから女性九人を含む二十二人が運営にあたり、山形放送のテレビカメラも取材に訪れるなど、注目を浴びていました。

(農民連青年部 森吉秀樹)

(新聞「農民」2006.10.23付)
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2006年10月

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