「農民」記事データベース20070122-764-11

いばらき食と農の交流フェスタ

地場産を知ろう

腕ふるった郷土食、食べて大満足


 「地場産を知ろう! いのち育むたしかな食と農をめざして」と題して、いばらき食と農の交流フェスティバルが、十二月十六日、水戸市の鯉渕学園農業栄養専門学校で開催。百四人が参加して、郷土食を真ん中に交流しました。(写真〈写真はありません〉

 リレートークでは、小学校管理栄養士の井上幹枝さん、県園芸流通課「うまいもんどころ推進室」の高畠聖子さん、茨城農民連会長の田口正敏さん、鯉渕学園学生の鈴木民美さんの四人が報告。井上さんは、学校の授業で使っている腸の実物大模型や模造紙などで作った血管などを広げながら、ポテトチップスやペットボトルなどにどれだけの油や砂糖が入っているか、食べ続けるとどうなるか、野菜をどれくらい食べる必要があるのかなど具体的に話し、参加者は興味深く聞き入りました。

 その後は食事交流。豚汁は新婦人、郷土食や赤飯は農民連女性部「ゆいの会」が腕を振るい、会場には県南農民組合の飯野良治さんが竹などで作ったオブジェや器が輝きます。参加者は「おいしそう!」と、作り手の見える農産物を使った料理に大満足!

 鯉渕学園の学生バンドや百姓フォーク「ヒューマン・ファーマーズ」の演奏もあり、子どもたちの元気な姿がなんともほほえましく幸せ気分にさせてくれました。

(茨城農民連 吉川路子)

(新聞「農民」2007.1.22付)
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2007年1月

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