「農民」記事データベース20070305-770-09

コレ な〜んだ?

鹿児島・宮崎特産「あくまき」
茶色のおもち、砂糖・きな粉つけて


 これ、なんだかご存知ですか? 鹿児島、宮崎の特産「あくまき」です。

 もち米を灰汁に一晩つけておき、柔らかくした竹の皮に詰めて結び、その灰汁で五〜六時間煮てできあがり。つやつやとした茶色のお餅は砂糖やきな粉をつけて食べます。お餅にアクがついているので、初めて食べた人は、「ちょっと…」と苦手なようです。鹿児島生まれの私にとってはとても懐かしく、何ともいえない一番好きなおやつです。

 大豆畑トラストなどで使っていた大鍋に穴が開いたことから、新しく組合長になった足立博幸さんが直径七十センチほどの大鍋を買いました。その鍋開きに「あくまき」を作ってみました。足立さんが「竹の皮は取って乾燥させておいたのがある。灰汁は佐々木督文さんが伐採した桃の木を燃やせばいい」ということでトントンと進み、あっという間にとてもよくできあがりました。

(福岡・みのう農民組合 金子徳子)

(新聞「農民」2007.3.5付)
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2007年3月

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