島根・瑞穂農民連
税金相談会を開き
一気に新しい仲間13人ふやしました
島根・瑞穂農民連の税金計算会で、十三人の新しい仲間が増えました。
瑞穂農民連では、税金相談会に百三十一人が参加した石見地区で「農民センター」を結成しようと、三月三日、計算会を開きました。税金相談会に参加した人にはがきで案内し、当日は十二人が参加しました。
参加者は、相談会で学習したことを自分で記帳しながら、わからないところを相談員に熱心にたずね、申告書を作り上げました。この日は三人が農民連に加入し、前日までの加入者と合わせ、七人の会員になりました。
翌日は、羽須美地区で計算会を開き十三人が参加。うち六人が会員になり、あわせて十三人の会員と新聞「農民」が増えました。
石見地区や羽須美地区のある邑南町は、三町が合併した町で典型的な中山間地。計算会に参加した人のほとんどが七十代、八十代のお年寄りで、少しばかりの農業収入と年金での生活です。老年者控除の廃止や年金控除の縮減で増税の打撃を受けている人たちです。
島根県連の長谷川敏郎会長は、「都合で今回は参加できないなどの電話連絡も数軒から受けているので、訪問しながらこれからも会員を増やしたい」と話しています。
(農民連副会長 村尻勝信)
(新聞「農民」2007.3.19付)
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