「農民」記事データベース20070319-772-13

この人

農民連青年部総会で選ばれた最年少の新幹事
星 智也さん(21)


地域のつながり強くしたい

 二月の農民連青年部総会で最年少の新幹事に選ばれました。山形県南陽市の実家で、昨年四月から農業に従事。水稲、果樹から鶏卵も手がけています。

 「もともと土いじりが好きでした。いま、すべてが楽しい。自分で作ったものを自分で売れる。企画や販売もできる」と農業の楽しさを実感しています。

 おきたま産直センターで取り組んだ「田んぼの生きもの調査」に参加。イトミミズの働きなど田んぼの中で起きているミクロの世界に目を向けました。土にまみれ、太陽の光の下で働く自分がいることに「改めて感動した」と言い、「もっと多くの人に自然に関心をもってもらえれば」と語ります。

 「生きもの調査」は、自然に関心を持ってもらうという点で、一つのステップ。農業を通じて、「人と人とのつながり、地域のつながりを強いものにしたい。その潤滑油の役割を果たしたい」と夢を持ちます。

 就農前は、情報処理関係の専門学校で学びました。今後、得意のコンピューター操作を生かした活躍が期待されます。「青年部の幹事会に参加して、発言する機会を大いに生かしながら、地域の出来事を発信していきたい」

(新聞「農民」2007.3.19付)
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2007年3月

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