2008年版/旧暦入り
冨山和子がつくる 日本の米カレンダー(R)
水田は文化と環境を守る
発行 水の文化研究所
関連/九条の会 大きくなあれ
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「日本の米カレンダー2008年版」ができあがりました。これで十九年目です。今年のカレンダーは、かつて私が現場を歩き回り、思い入れを込めて書いた作品の舞台を集めてみました。
今ほど農業の大切さが見直されている時代はありません。にもかかわらず、日本の食料自給率は、ついに四〇%を割りました。廃業農家は急速に増え、平成の大合併がそれに追い打ちをかけています。ナタネなど遺伝子組み換え植物までが各地に繁殖しつつあります。
農業守れの思い込め
日本の戦後の歴史は、一貫して農林漁業切り捨ての政治の歴史でした。行き着くところまで来てしまった今、どうしてもこの流れを方向転換させなければなりません。ことは私たちのいのちの問題です。
都市の消費者のみなさん、お母さん方。生産者と一緒になって、“農業を守れ”と高らかにうたい上げる世論の大きなうねりをと、願っています。
水の文化研究所
富山和子
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定価=千三百円(送料別)。注文・問い合わせ=農民連本部 TEL03(3590)6759まで
茨城・小美玉市 久保田 紀子
(新聞「農民」2007.11.19付)
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