農のこころ丸山美沙夫
荒畑や包囲を鬨(せめ)ぐ蕎麦の花 美沙夫 農山村に見られる原風景の良さは里山が手入れされ山裾まで耕作されていた田畑があってこそ美しい。それが失われ荒廃していく状況はしのびない。その中にあって放置されてきた棚田が復元されたり、荒畑に蕎麦などを作って農も地域も元気づける動きがあることは貴重であろう。盛る蕎麦の花にも励まされている。
(新聞「農民」2008.9.29付)
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[2008年9月]
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