生産者と消費者のふれあいの場に
移転の事務所隣に
念願の直営直売所を開設
鹿児島県農民連
売れ行き好調 出品者が新聞「農民」読者に
鹿児島県農民連は3月14日、県連事務所の移転を記念して「事務所びらき」と「直売所びらき」を行いました。
新しい県連事務所は、通りに面して駐車スペースもあり、店舗を開くには最適の場所。念願の県連直営の直売所を開設することになりました。この日は風が強く寒い一日でしたが、お祝いに駆けつけた新日本婦人の会のみなさんや農民連役員、農産物を運んできた生産者、近所の人などで大にぎわいでした。
新婦人県本部の小柴和喜子さんと同鹿児島支部・産直友の会の児玉美智子さんからお祝いと激励のあいさつがありました。また、医療生協の協力で、来場者に血圧や体脂肪を測る「健康チェック」をしてもらい、たいへん好評でした。
店舗内外には、大浦のタンカン、デコポン、キンカン、東串良のピーマン、鹿児島市近郊で取れた生鮮野菜、知覧茶、高菜漬け、ユリの花などが並び、売れ行きも好調でした。
今回、自然農法で作った紅茶やもち、小麦粉などを出品してくれた日置市日吉町の小吹さんは、直売所開設を機に新聞「農民」の読者になった人。店内のストーブでもちを焼きながら、自然農法へのこだわりを来訪者に語ってくれました。ほかにも直売所に出品する人で読者になった人が数人います。
来店した人は「直売所の運営は大変だけど、この場所が生産者と消費者のふれあいの場になってくれればいいですね」「これからも安心、安全な農産物をがんばって作って売ってください」と感想を語っていました。
(鹿児島県連ニュースから)
(新聞「農民」2009.4.6付)
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