土気サタデーマーケット開催(10月3日)
(千葉)
音楽家、“手づくり”芸術家ら参加
農業青年も農産物を出展
千葉市土気にある「あすみが丘ふれあいの広場公園」で、10月3日(土)10時からサタデーマーケットが開かれます。実行委員長の武田伸也さん(農民連本部の国際部員)に聞きました。
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サタデーマーケットを一言でいえば「アーティストマーケット」です。音楽家はもちろん、手芸品などの手づくりアーティストなどが参加します。農業青年も“ものづくり”のアーティストとして農産物を出展します。さらに、マーケットを運営するボランティアも社会づくりのアーティストという自覚を持って、街を盛り上げようと思っています。
音楽のパフォーマンスとしては、ピアノコンサートやオーストラリア先住民の楽器、沖縄三線の演奏などが予定されていて、かなり国際的です。ものづくりでは、草バッタやわらじなどを作ります。また、スペインパエリアのほかに郷土料理の実演もあります。
農民もものづくりのアーティスト(芸術家)と位置づけることで、若者が持つ農業へのイメージを変え、農業への関心が高まるのではないか。そして、コミュニティーと地域農業は一体なんだということを理解する機会になれば、と思っています。また、農業青年もいろいろなアーティストたちと交流することで、いっそう農業に誇りを持てるようになると思います。
アメリカ・オレゴン州のユージンという地域に同じ名前のマーケットがあり、企画をつくっていくうえで、ブログなどを通じて意見交換することができました。この催しが実現すれば、ユージンの仲間との交流もより深まり、国際交流も可能になっていくと思います。ぜひ多くの方に参加いただき、みんなで盛り上げてください。
会場へは、JR総武線土気駅から徒歩15分です。お待ちしています。
(新聞「農民」2009.9.21付)
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