“平和の花畑”で
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ヒマワリの中で好きな言葉をメッセージ。遠くまで届け! |
戦争体験の語り部は高齢になり、少なくなっています。戦争や被爆の惨状を聞き、後世に伝えることも大切な事ですが、「これからの平和の形を探し、平和が続くためにはどうすれば良いのか、“どんな平和だったらええねん”を考えていきましょう」と締めくくりました。
そして楽しみのバーベキュー。「平和あるところ食あり」「食あるところ農あり」です。
お花をこよなく愛する平井さち子さんが「平和と人の輪」をイメージして花の配置を考えてくれ、みんなで苗を植えました。平井さんは、水をやったり手入れをしたり、誰もまねができないほど花だんの世話をしてくれました。草がはえて、時々何人かで草取りをするのですが、苗がぬかれてしまったことも。そんな苦労もあってか、とてもかわいい花が咲きました。
ちょっと花がみえませんが、苦労した分だけたくさん咲きました |
夏の夜、座れば寝てしまうほど疲れているのに集まってくれて、なかなかできなかった「平和・人の輪・九条花だん」のプレートもなんとか設置し、すてきな花壇ができあがりました。
ナタネで有名な横浜町の組合員さんの畑一面に麦をまき、そのなかにナタネの種をまいていきました。道路と線路にはさまれた場所なので、どちらからも見えるようにレイアウトしました。来年の5月、菜の花フェスティバルが開催されるころには「9LOVE」の文字がくっきりと浮かびあがる予定です。
種まきを終えてから、ナタネ油をしぼっている搾油の現場を見学しました。所長さんの話では、10キロのナタネから3リットルの油がとれ、しぼったあとのナタネ粕(かす)は肥料として販売できるよう許可を申請するそうです。
やる気満々の種まき。期待にこたえて咲いてくれるかな |
その後、海のそばのコテージを借りてバーベキューで交流。ホタテ生産者の組合員さんが、「安くてたいへんだ」と嘆きながら、ホタテを焼いてくれました。また、南部農民組合の小笠原通則栄(みちのりえい)組合長は「9条花壇で優勝するぞ」とやる気満々でした。
[2009年10月]
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