怒りの決起集会激励と連帯のあいさつ
 
 
 
 政府に責任ある対策とらせたい日本共産党・紙智子参院議員国会はいま閉会中ですが、緊急に農水委員会を開き、米問題を質問しました。山田農相は「来年度から戸別所得補償を本格実施するから、過剰米対策はやらない」という答弁でした。自民党議員も「現実を見ていない」と批判していましたが、私も同感です。民主党は、来年度から回転備蓄から棚上げ備蓄にすると言っています。私は「これを前倒ししてでも買い上げをやるべきだ」と要求しました。 私もみなさんと力を合わせて、政府に責任ある対策をとらせるためにがんばります。 
 農民も労働者もワーキングプアだ首都圏青年ユニオン書記長・河添誠さん私たちは、非正規労働者を中心に組織してたたかっています。労働者も仕事がなく、あっても賃金が支払われない状態です。農家も取れた米が二束三文でしか売れないようでは、農家はやっていけません。農民も労働者も、働いても食えないワーキングプアになっています。いま貧困が拡大していますが、声をあげ、怒りを広げることが大切です。政治に声をぶつけ、労働者や消費者に訴えることで、世論が全国民的なものになると思います。 働く者の団結で、声をあげられない人を励まし、メッセージを届けることが私たちの役割です。 
 作れば作るほど赤字では“怒”です新日本婦人の会会長・高田公子さん「米を作れば作るほど赤字」という事態に怒りでいっぱいです。米の需給と価格の安定は、消費者を含めた国民の願いです。いま新婦人では「ご飯でダイエット」という紙芝居がひそかなブームを呼んでいます。「ご飯をしっかり食べれば、ダイエットになり、お肌にもいい。田んぼは温暖化防止にもなる」などと訴え、米産直の新しい契約者が増えています。 みなさんの願いは消費者の願いでもあります。ともに連帯して世論に訴えましょう。 
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[2010年9月]
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