韓国農民の詩
関連/米価暴落の特集しています
 
  
 韓国の全国農民会総聯盟(KPL)の政策委員長イ・チャンハンさんが、10月16日に新潟市で行われた「国際フォーラム」で読みあげた詩「農民」を紹介します。 
  
「農民」
キム・ナンジュ
空気のようなもの 
空気の中の見えない酸素のようなもの 
水のような、土のようなもの 
どこにもありながら、どこにもないもの 
存在し、存在しないもの 
ありふれすぎて、誰も目にとどめないが 
私がいなければ、1分でも1秒でもいなければ 
世の中はたちまち死の海 
私は農民だ
 
        (訳 西村幸子) 
 
  
 
米価暴落の特集しています
  家庭栄養研究会が編集する月刊誌『食べもの通信』11月号では、“米価暴落〜食べて守ろう日本のお米”を特集しています。メーンは、5キロ1500円前後の「超格安米」の独自調査。
 農民連食品分析センターの協力で、ディスカウント店などで販売されている素性の不確かなお米を調べたら、砕米(くだけまい)やくず米がゾロゾロ。また、農民連ふるさとネットワーク事務局次長の横山昭三さんが「米作ってメシ食えねぇ―再生産できる所得保障の実施を」という題で、米をめぐる情勢と要求をわかりやすく解説しています。 
 米価暴落の学習会にぜひご利用を。(1部505円+税)注文は、TEL 0422(26)6961まで。 
         (新聞「農民」2010.11.22付) 
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