白石地震対策本部長大津波で壊滅的被害の
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支援センターの前で右から堂前さん、白石さん、中里さん、藤倉さん |
市街地はがれきの山で、市庁舎も病院も消防署も商店街も住宅もあとかたもなく津波で破壊されていました。農民連が昨年12月に東北ブロック会議を行ったキャピタルホテルは、外観こそ残っているものの内部は破壊され、海岸淵(ふち)にあった松並木は完全に姿を消していました。鉄筋コンクリート5階建てのアパートでは、4階まで津波が突き抜けていました。地元の市議、藤倉泰治さん(日本共産党)はその時、「津波が押し寄せる海の方は煙がもうもうと立ち上り、まるで大規模な火事が押し寄せてくると錯覚するような光景だった。助かった人たちも間一髪で命拾いをした」と、恐怖の体験を語りました。
被災地への支援はまだまだ必要です。全国のみなさんが被災地と心を一つにして、支援の輪をさらに広げていただくよう心から訴えます。
被災地では、食材として岡山特産の「千両茄子(なす)」がたいへん喜ばれたということで、第2便でも4箱を送りました。この「千両茄子」は、JA岡山興除(こうじょ)なす部会のみなさんのご厚意によるものです。
県連の坪井会長は4月7日、「なす部会」のみなさんにお礼に行きました。取りまとめてくれた農民連会員の植田豊さん(61)は、「農民連の要請で、被災地のみなさんに何か喜んでもらえるものはないかと考え、なすを送ることにしました。部会のみなさんに声をかけたところ、快くこたえてくれてたいへんうれしかった」と話していました。また、峰松貴純さん(28)は「1日も早い復興をのぞんでいます」というメッセージを寄せてくれました。
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前列中央が植田さん。その右となりが坪井さん。後左から3人目が峰松さん |
岡山県農民連では、今こそ「国民と農民の苦難あるところ、農民連あり」の真価を発揮しようと、すべての会員が何らかの救援活動に取り組もうと呼びかけています。
[2011年4月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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