集会参加者の声
友達といっしょアピールできた青森・津軽農民組合の三上康美さん全国からたくさんの人が集まりすごく元気の出る集会でしたし、志位委員長や鈴木先生の話が特に印象に残りました。TPPに日本が参加したらたいへんなことになる、ということがよくわかりました。「銀座に行くならおれも連れてってくれ」という友達といっしょにアピールできて本当によかった。農民が運転するトラクターや軽トラを先頭にしたパレードは迫力がありました。こういう取り組みを全国に広げていきましょう。
東電本社まえで思い切り叫んだ福島・県北農民連の加藤和佳子さん大震災や原発事故の救援活動、損害賠償の請求のことで精いっぱいになって、TPPのことが自分自身の課題になかなかなっていませんでした。TPPを思い出す意味も含めて集会に参加してよかったし、銀座パレードもすごかったです。東電の本社前では思いっ切り叫びました。実は、震災が起こった翌日の3月12日に、ある支部でTPPの学習会を予定していましたが、そうした計画がすべて飛んじゃいました。また署名や学習会などに取り組んでいきたいと思います。
集会でもらった元気を力にして和歌山県農民連の平野友基さん大震災以降、TPPの問題への関心が薄れていました。この緊急集会に参加して、「もう一度締めなおさないかん」と思いました。首相も菅さんから野田さんに交代し、野田さんは財界の会長さんからも喜ばれているようで、消費税増税とTPPには前のめりのようです。さっそく海南市でTPPの学習会を開くことにしています。集会でもらった“元気”を力に、おおいに「TPPに参加するな」の声をあげていこうと思っています。
署名や学習会に取り組んでいく宮崎県農民連の渡辺道大さん断固反対を決意した集会になりました。来賓のみなさんの話や各界の代表の決意を聞いて、農林水産業ばかりでなく、地域経済を守ることができないことや、食の安全、雇用の崩壊など国民一人ひとりの生活に直結するものだということがよくわかりました。そしてTPPは、いまもなお復興にむけてがんばっている被災地の妨げになるものです。たたかいはこれからです。TPPは、私たちだけでなく、次世代へも禍根を残すことになるものです。「参加するな!」の声を広範な人たちとともにあげていくために、署名や学習会に取り組み、がんばっていきたいと思います。
(新聞「農民」2011.9.12付)
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[2011年9月]
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