東日本大震災 激励集会開く“生の声が聞けてよかった”福島県農民連・亀田会長が講演
福岡 みのう農民組合福岡・みのう農民組合は昨年12月4日、うきは市で「東日本大震災激励集会」を開き、約200人が参加しました。本来は大豆畑トラストの収穫祭の日でしたが、今回は福島県農民連の亀田俊英会長が講演に来ていただけるということで、激励集会に取り組むことにしました。初めてのことでしたが、建設労働組合浮羽支部、新日本婦人の会うきは支部、浮羽原水協の4者で実行委員会を立ち上げ準備しました。 会場の外では、支援畑で季節をずらして栽培していたトウモロコシが振る舞われ、「あっま~い」とみんな笑顔。福島県連から送られてきた甘酒や青森・津軽農民組合のリンゴジュース、福岡・立花農民組合のミカンなどが並べられ、さながらお祭り気分です。会場内には、全国から福島に寄せられたタペストリーや絵手紙などが展示されました。 亀田さんのお話は、テレビなどマスコミでは報道されていないことで、被害の大きさや深さ、想像もできなかったできごとを知るにつけ、あらためて被災者の無念や怒りなどが伝わってきました。亀田さんは、原発と地域づくりは相いれないものであり、自然エネルギーの宝庫である農村でこそ、おおいに取り組みたたかっていこうと締めくくりました。 最後に参加者全員で「ふるさと」を歌い、引き続き被災地への支援を固め合いました。参加者から、「なまの話が聞けてよかった」、「東電や政府がそう出るなら、こちらもうんと勉強して一人でも多くつながって対抗していくことが大切」「原発反対・廃止の気持ちがさらに強くなった」などの感想が寄せられました。 (福岡県・みのう農民組合 金子徳子)
(新聞「農民」2012.1.16付)
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[2012年1月]
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