有機農家ら10人1600万円群馬県農民連
東電側 業者にしつような調査群馬県農民連の請求分ではこの間、ホウレン草やキノコ、有機栽培をしている農家など10人に対し1600万円余りが支払われました。しかし東電の地元担当者は、乾燥キノコの出荷契約をキャンセルされたという農家の損害賠償請求に対して、その業者に会い、資金繰りや取引内容などをまるで“恫喝(どうかつ)”するように長時間にわたって“尋問”するなどという、税務署の「反面調査」まがいのことまで行っています。その業者は「まるで警察の取り調べのようで、非常に不愉快だ」と話しています。キノコ農家は「業者と取引を再開したいと努力しているのに、どうなるのか。こんなことをしているから支払いが進まないんだ」と怒っています。
東電が年末に畜産農家へ5500万円宮城県農民連
宮城県農民連は昨年7月20日に、東電職員を県連事務所に呼んで説明会を開きましたが、その後、弁護士を講師にした学習会や「被害者の会」の結成などに取り組んできました。そして東電に対して、1回目の請求を昨年9月20日に11人で行い、その後1月10日までに5回にわたって、のべ72人が総額1億7000万円余の損害賠償請求を行いました。 |
[2012年1月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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