婦団連 内閣府に要請比例代表中心の選挙制度で
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園田政務官(中央)に要請する婦団連のみなさんと高橋マス子さん(右端) |
高橋マス子さんは、「衆院の比例定数削減などもってのほかです。女性をふくめた多様な民意が反映できるよう、農民連女性部としても働きかけを続けていきます」と話しています。
懇談会は、昨年開かれた県母親大会でまとめられた要望事項を事前に提出。その回答書にそって進められました。
今年は、たくさん出された要望のうち、放射能に関する事項にしぼって交渉しました。小さい子をもつお母さんは、「放射能に関する検診の費用の補助をしてほしい」、「放射能の測定を地面から子どもがしゃがんだときの10センチメートル、ベビーカーに乗った高さの50センチメートル、たった状態の100センチメートルと、もっと細かく調べて公表してほしい」と、一緒につれてきたお子さんを例にして訴えました。
教育の分野では、「放射能はそんなに危なくない」という内容の副読本が、国から直接、子どもたちにも配布されていることがわかり、「県として国に配布をやめるよう意見をあげないのか」と詰め寄りましたが、これという反応は返ってきませんでした。
東電への損害賠償について、県の担当者は「一軒一軒の農家に回覧板が回るように自治体を指導した」と話していましたが、風評被害でも請求できることを知らない農家も多く、まだまだ県の対応は十分でないと感じました。
時間がこちらの思いを伝えるには短すぎましたが、毎年積み重ねているこの取り組みが、少しでも県政をよくすることにつながっていると、みんなで確信しあい懇談会を終えました。
[2012年2月]
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