農民連岩手県漁民組合と懇談白石会長ら 救援募金渡し激励
ともに漁業再開へ全力あげよう農民連の白石淳一会長、堂前貢副会長、笹渡義夫事務局長は4月12、13の両日、岩手県山田町を訪ねて、岩手県漁民組合を激励し、懇談しました。集まった10人余の組合員は、家族を亡くしたり、住宅や漁船、漁具、養殖いかだを流失するなど、今なお困難ななかにあります。 白石会長は、全国から寄せられた救援募金を瀧澤英喜副組合長に手渡し、「全国の仲間が漁民組合に注目している。みなさんの要望を聞かせてもらい、いっしょに漁業が再開できるように全力をあげたい」とあいさつ。 参加者からは、「養殖の復旧対策は一定程度、進んでいるが、漁船漁業対策はほとんど進んでいない」「漁船や漁具、漁業資材の確保や、エサを入れる冷蔵(凍)庫がなくて苦慮している」「TPPへの参加はしかたないかと思っていたが、岩手県農民連の大会に参加して、TPPの悪さがよくわかった」など、活発な意見が次々に出されました。 漁民組合では、水産庁交渉や産直の具体化とともに、7月に予定されている海区調整委員の選挙に代表を送るための話し合いも行われました。
(新聞「農民」2012.4.30付)
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[2012年4月]
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