農のこころ丸山美沙夫
春めくや農へ呼ぶ声田畑満つ 菅沼美津恵 俳誌『白炎』から。春めく陽射しを受けて、生物も農土も活気づくときである。果樹畑では剪定を急(せ)かされ、田畑の耕しもいっせいにはじまる。まさに農人は誘い込まれるように野に出て行く姿であり、農仕事に立ち向う目差に輝きを感じさせる。「農へ呼ぶ声」は、力づよい季節の呼びかけともなって伝わってくる。
(新聞「農民」2013.3.18付)
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[2013年3月]
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