農のこころ丸山美沙夫
分蘖(ぶんけつ)さなか青田率いる旋(つむじ)風 美沙夫 植田から一カ月ほど過ぎて稲の背丈も伸びはじめ、根に近い茎の関節から枝分れして育ちゆく。この分蘖によって稲株の本数が増え、水面も見えなくなっていく。この頃に強いつむじ風が起きることがある。しっかり根を張って育つ稲が、風と一体になって織り成す情景を見せる。青田はいま、旋風に起ち上る農を誘う。
(新聞「農民」2013.7.8付)
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[2013年7月]
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