旬の味
台風シーズン到来。7号の被害は宮古・八重山でサトウキビ・マンゴーほか4億8000万円。60・2メートルの強風で車も横転、電柱も倒れ復旧作業が急がれています。私たちの住む沖縄本島・東村では被害はありませんでした▼組合員でマンゴーを栽培している大村進さん・暁子さん夫婦を紹介します。25年前に村長が力を貸してくださり、県内で栽培している農家に足を運び、講習会をくり返し行い現在に至ります▼管理日誌を基に、毎年の気候変化にいち早く対応。3月花つり、4〜5月摘果・玉つり、6月袋掛け、7月中旬いよいよ収穫、10月枝のせん定、防除と1年中作業は続きます▼また、パインも栽培しており、観賞用、生食用(7000坪)と休む間もありません。でも新品種のパインが出るとすぐ行動に出る暁子さんは70歳・進さん78歳。後継者は息子の定年を待っていると日焼けした顔がまぶしい。おいしいマンゴーを全国の消費者に届けたいと、ビニールハウスで今日も収穫・箱詰めに汗を流しています。 (き)
(新聞「農民」2013.7.29付)
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[2013年7月]
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