農のこころ丸山美沙夫
豆架(まめはさ)の恥しく立つ田の入口 城取 信平 俳誌『みすゞ』から。稲架(はざ)干し稲も脱穀が済むと役目も終り、稲架は解かれて片付けられる。今は取り残されたように利用している「豆架」だろう。かつてどこの農家にも大豆や小豆など干された「豆架」も見当らなくなった。城取主宰の作は「恥しく立つ」と詠み、現在の農業実態の変化を景の中に巧みに捉えている。
(新聞「農民」2013.11.18付)
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[2013年11月]
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