富山和子さんの米カレンダー2014年版 できました
富山和子さん(評論家、日本福祉大学客員教授、立正大学名誉教授)の珠玉の詩と写真でつづる力作集「日本の米カレンダー2014~水田は文化と環境を守る~」ができました。
美しい日本語と英訳で世界のファンを魅了して25年。創刊は1990年版で、米の市場開放を目前にしての危機感からでした。そして今、さらに大きな怪物、原発やTPPとのたたかいです。 いま「水の文化研究所デジタル館」の開設を準備中です。 カレンダーを電子化し、「これが瑞穂の国だ」と内外にPRしながら、美しい国、日本の担い手こそ、零細な農林漁業の人たちであることを世界中に知らせる取り組みです。ぜひ、ご期待ください。
カレンダーは1部1400円(送料別)。申し込みは農民連本部まで。
米カレンダー25周年祝う会盛大に米文化伝え国土守る熱い思い草の根の力が大きな支えに「日本の米カレンダー25周年を祝う会」が11月8日、都内で盛大に行われ、米カレンダーにゆかりのある人々が集いました。
米カレンダーの総発売元である国際カレンダーの強口邦雄社長があいさつ。米カレンダーの役割について「文化を伝えるもの。美しい日本を守りたいという熱い思いが込められている」と紹介しました。 赤松広隆元農水大臣もお祝いのあいさつをしました。 「25年間続けてきてよかった」と感慨深げに振り返った富山和子さんは、「みなさんの草の根の活動で普及していきました」と感謝の言葉を述べました。 また、中学校などで教材として活用されるなど、「思いがけない世界で思いがけないエピソードがあり、勇気をもらっています。それが25年間続けてきた原動力です」と語りました。 さらに米カレンダーが棚田ブームをつくり、日本の米が国際ブランドになるのに貢献したことを紹介。今後、いままでの画像をデジタル化しインターネットでも見られるようにすることと、瑞穂の国を守るために「瑞穂の国学会」設立の準備を進めていることを披露しました。
(新聞「農民」2013.11.18付)
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[2013年11月]
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