「農民」記事データベース20131202-1096-07

本の紹介

天笠啓祐著
遺伝子組み換え食品入門


必要か不要か、危険性は?
最近の研究をふくめ解説

画像  バイオテクノロジーの応用が進み、自然界にはなかったものが作られ、生態系への影響や食の安全性が脅かされています。最近の研究では、遺伝子組み換え食品が免疫機能を低下させ、肝臓や腎臓などを損傷し、次世代以降にも悪影響があることが確認されています。

 モンサント社を筆頭とする多国籍企業は、圧倒的な支配力を背景に、遺伝子組み換え種子の世界的拡大をもくろんでいます。

 TPPは、進行するグローバル化の象徴であり、これへの参加は、日本農業が壊滅的打撃を受けることを意味し、食の自給も奪われ、遺伝子組み換え作物など危ない輸入食品に食卓を占拠されるおそれがあります。

 本書は、遺伝子組み換え食品をめぐるさまざまな問題をやさしく解説し、その危険性を明らかにしています。

 A5変判並製、180ページ、1700円+税
 問い合わせ・注文=緑風出版 TEL 03(3812)9420

(新聞「農民」2013.12.2付)
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2013年12月

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