旬の味
12月に入り気温も低く冬の訪れを肌で感じる時期になった。わが家では本格的な冬の前に今年1年使った機械の整備をすることになっている。トラクターや機械はそれほど使っていなくても、しっかりオイル交換をしたり油を注したりする▼人によっては6000円ほどするオイルをあまり交換しなかったり、めんどうくさいため汚れを落とさない人もいるようだ。機械整備しないと泥がさびの原因になり、そこから穴が開いたり、場合によっては使う直前で故障したりすることもある▼そうなるとエンジニア(整備士)を呼ばなければならないのだが、農機のエンジニアを頼めば1回で10万円以上するうえ、機械が直るまで農作業をストップさせなければならない。また新しい機械を買い換えるとなると、機械1台で車1台から、多くて4台分の価格がする▼めんどうくさいの一言で片付けるのは簡単だ。しかし、酪農経済においての冬を乗り切るにはこういっためんどうくさい作業の積み重ねが重要だと私は考えている。 (Y)
(新聞「農民」2013.12.16付)
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[2013年12月]
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