山形・庄内 産直センター
広げよう!
産直の輪、復興支援の輪
横浜市の苗場保育園で
「ふるさと産直市」開く
山形県の庄内産直センターは、神奈川県横浜市泉区の苗場保育園で12月15日、「ふるさと産直市」を開催しました。イベントには、センターの職員や生産者など総勢28人が参加しました。
苗場保育園では庄内産直センターのお米が給食に使われており、春には田植え、秋には稲刈りに産地を訪れるなど、お米を通した交流を行ってきました。そして年末には、「ふるさと産直市」と銘打って、庄内の産直品を生産者自らが消費者へ届けるようになって15年目となります。
また、これまで横浜の各保育園と一緒に取り組んできた東日本大震災の被災地への米支援や炊き出し支援をパネルで展示し、「復興支援鍋」として庄内名物の孟宗(もうそう)汁を販売。収益の一部を米支援として寄付しました。
今年はさらに、TPPへの理解を深めてもらうため、全国食健連で作成したパンフレットの配布や反対署名活動も行いました。庄内産直センターでは、これからも交流を通して、産直の輪、復興支援の輪を広げていきたいと考えています。
(山形・庄内産直センター 小林隆範)
(新聞「農民」2014.1.20付)
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