2014年国民平和大行進
  
 来年はNPT再検討会議
核兵器なくす二度とないチャンス
 2014年国民平和大行進が5月6日にスタートしました。東京・夢の島公園を出発した行進は、8月4日まで約2カ月をかけて「核兵器のない社会実現」を訴えながら広島を目指します。また同日には北海道・礼文島と根室市から東京を目指す行進もスタートしました。
 
  
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    平和大行進の先頭に立つ青年。中央はフィリピンのマギティング・ファブロスさん  | 
   
 
 出発地の夢の島公園には800人以上が集結。出発集会では、日本原水爆被害者団体協議会や第五福竜丸平和協会、日本青年団協議会などから連帯のあいさつがありました。 
 リレートークでは東京の被爆者団体である東友会の事務局長、家島昌志さんがあいさつ。「被爆者は平均年齢80歳近くなった。10年後には誰もいなくなっているかもしれない。NPT(核拡散防止条約)再検討会議が開かれる来年は、核兵器をなくす二度とないチャンスだ。私たちの仲間も、つえをつきながらですが銀座から合流します。みなさんと一緒になって行進を盛り上げましょう」と話しました。 
 出発した行進は青年を主体としたグループを先頭に進み、沿道に手を振りながら、「憲法9条を守り核兵器、原発のない社会を作ろう」と訴えました。 
         (新聞「農民」2014.5.19付) 
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