くらしとTPP考える 
サマーフェスタ
新潟・長岡
  
 新しいつながりできた 
反対運動さらに大きく
 JA、保険医会長岡市も後援
 新潟県長岡市で7月13日、「くらしとTPPを考えるサマーフェスタ」が開かれました。「TPPに反対する中越地域協議会」が中心となって実行委員会を結成。新潟県農民連も参加し、長岡支部長の佐藤恒夫さんが実行委員長を務めました。また、JAにいがた南蒲(なんかん)、新潟県保険医会などの協賛や、長岡市、長岡市教育委員会、地元の新聞社などの後援も得て開催されました。
 
  
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    大勢の市民でにぎわう「サマーフェスタ」会場  | 
   
 
 メーン会場では長岡技術科学大学の学生による和太鼓の演奏、地元の人たちによるよさこい踊り、ヒップホップダンスなど多様な出し物や地元JA役員や大学教員、医療関係者や女性によるリレートークが行われました。農民連をはじめとする地元の物産の屋台も大盛況。TPPについてのポスター展示や、映画上映も行われ、約1000人が会場を訪れました。 
  企画者も楽しい新たな企みに
 「TPPを知らない人がTPPにふれるイベントができないか」との思いで企画されたサマーフェスタ。「どうせやるならやる方も楽しめるイベントがいい」ということでお祭りを行うことにしました。
 
  
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    「サマーフェスタ」に出店したにいがた県央センターのみなさん  | 
   
 
 実行委員会事務局長の馬場哲司さんは「大勢の方に来てもらえて本当にうれしかった。出演者も全くTPPのことを知らない人たちだったが、このサマーフェスタを通じて新しいつながりができた。このつながりを活用してもっと大きな運動にしていきたい」と今後の広がりに手ごたえを感じていました。 
 開始前から会場に来ていた長岡市の大原紀二さん(74)は「安倍首相はやりたい放題。消費税は上がって年金は下がる。TPPも農業や医療などどこにしわ寄せが行くのかとても心配」と話していました。 
         (新聞「農民」2014.7.28付) 
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