食べ物に感謝!
|
![]() |
地元のケーブルテレビも取材に来ました |
地元の農産物や手づくり食品の販売に始まり、パネル展示、老舗「藤蔵屋」店主による手打ちうどんの講習、佐久穂町の花さく太鼓のオープニング演奏と目白押しです。佐久農民センターでは白菜、トマト、ほうれん草、リンゴ、クッキーなどを販売しました。
講演では、「農家と消費者を結ぶ産直運動」と題して、伊那グリーンファームの小林史麿会長が楽しい語り口で「何でも商品化」「自由な発想」「小さな感動のある直売所づくり」など、参加者に元気と希望を与える話をしました。
会食・交流会には、かぼちゃプリン、まんじゅう、五目おこわ、煮こじ、鯉こく、こねつけ、野沢菜のからす漬け等々の手料理、郷土料理がずらっと並びました。また、北佐久農業高校の3人の女子生徒が卒業後の進路をまじえて自己紹介し、温かい拍手に包まれました。
「つどい」が、食を通して農業の歴史と伝統食をアピールし、安全・安心な食と農を再発見するものとして、地域にしっかりと根づいていることを感じました。
農民連ではこの日に向けて、1週間前に80キロのイノシシを捕まえ料理し、前日にはもち米を洗い、重い石うすを重機で運び、準備をしました。
![]() |
石うすで餅つき |
![]() |
ついた餅を丸餅に |
当日は、朝早くから集まり、シシ肉入りの団子汁やお土産用の餅をつくり、イノシシのレバーを焼いたり、お茶の木を火であぶって番茶をつくったりと、まさに農民連ならではの収穫祭でした。
参加した新婦人のみなさんは「今日の食事で命がみなぎってきました」「おこげのおむすびがおいしく、懐かしかったです」「産直のお米をいただいて、孫のアトピーが治りました」など、うれしい声が寄せられました。
今後も農業を守るために、ともにがんばることを誓い合い、子どもたちと一緒に田んぼや畑などを見学して散会しました。
[2014年12月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2014, 農民運動全国連合会