岩手県農民連女性部第22回総会
家族農業を守ろう
食べて、しゃべって、元気!
岩手県農民連女性部は2月22日、第22回総会を矢巾町の温泉で開催しました。
県連事務局長の岡田現三さんが情勢報告し、安倍政権の暴走ぶり、とくに米価暴落の真相や農協つぶしについて、詳しく話を聞くことができました。全国連女性部総会に学んで、「家族農業こそが地球を救う〜家族農業を維持しながら、農業破壊を許さない運動を広げていきましょう」とする今年の活動方針を討議し、決定しました。
同総会に参加した会員から、「何も出荷していないが、それでも家族農業をしているということがよくわかった」という発言や、各県での取り組みから「こんな加工品があった」「こんな新しい方法で作る野菜があった」などの紹介があり、お土産を食べながらさらに討議。「国際家族農業年や国際土壌年にふさわしい企画をやろう!」、「県内各地の伝統食を掘り起こしながら、仲間を増やそう」などの発言が続きました。
NPT(核不拡散条約)再検討会議カンパも集まりました。ミニ産直市も行われ、なめこの加工品や在来種の豆類などが販売されたほか、日本在来の固定種を扱う埼玉県の種苗店「野口種苗」から取り寄せた、メロンとスイカの種が配布されました。
昼食のあとは、副部長の糠盛文江さんの指導による健康体操。難しくてなかなかできなかった人もいましたが、温泉に入って身も心もポッカポカ。やはり集まって、食べて、しゃべって、というのは女性の元気の源。「勉強にもなり、楽しかった」と、新しい女性部員も増えました。
(岩手県女性部 久保田みき子)
(新聞「農民」2015.3.9付)
|