産直品はやっぱり安心・安全ね
新婦人府中支部産直交流会・学習会
農力格付けチェックで
市販ものと見分け挑戦
新日本婦人の会(新婦人)府中支部の産直交流会&学習会が9月5日に東京都府中市で開かれ、農民連食品分析センターの小田川遥平さんと青年部の渡邊信嗣事務局長も参加しました。
学習会の企画で青年部の「農力格付けチェック」を行うことになり2人で参加しました。
最初に導入として、「市販の20%ジュースを作ってみよう」ということで市販のジュースの仕組みから、食の安心、安全を維持するためにはどうすべきか投げかけました。参加者からは、「砂糖がこんなに入っているとは思わなかった」「20%の果汁は香りだけで味がしない」などの感想が出されました。
今回用意した食材は豆腐、ソーセージ、しょう油です。市販のものと、池袋・大桃豆腐店の豆腐や神奈川農畜産物供給センターのソーセージ、農民連しょう油を試食して、見分けられるかを挑戦しました。
新婦人のみなさんだけあって、ノリノリで参加し、豆腐とソーセージは全員正解。ソーセージの含まれる発色剤と結着剤の試験では市販のソーセージにはっきりと反応が出て、参加者からはどよめきが起こりました。
最終問題のしょう油は半数ほどの正答率でしたが、この格付けチェックを通して、市販されている安い食品の背景や、安心安全な食料を生産する農民を支えていくのに必要なことは何か、など改めて産直運動の価値を確認する機会を提供できました。
(新聞「農民」2015.9.28付)
|