農のこころ丸山美沙夫
雑草や意地張るような春の畑 丸山つね子 俳誌『しなの』から。農家の嘆きは、畑の雑草の勢いである。畑は作物が育つように耕され、除草がされてこそ作物はよく育つ。だが、何を作れば良いのか、生産性の上がる農作物が無い。労働力の高齢化と後継ぎの居ない実態がある。この句、畑土を荒廃させない農人と、雑草との意地の張り合いも感じさせ面白い。
(新聞「農民」2017.5.1付)
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[2017年5月]
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