新潟県議選統一地方選挙 前半戦
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市民と野党の共闘で建議選挙をたたかうことを表明した「バランスのとれた県議会を実現する県民の会」の記者会見=3月14日、新潟県庁 |
新潟での共闘は、2015年の戦争法強行をめぐる反対運動以来、市民と野党による宣伝やデモ、集会などの行動が継続して取り組まれてきました。また、世界最大の原発立地県である新潟では、福島第一原発事故以来、「再稼働反対」の共闘が発展し、多くの県民も各種選挙で明確に意思を示してきました。今回の選挙でも原発問題は大争点です。
この間の国政選挙や県知事選で市民と野党の共闘が自公陣営にすべて勝利しているわけではありませんが、「安倍政治を許さない」ための本気の共闘の蓄積が今回の県議選に生かされたことは画期的です。
3月19日に新潟市内で行われた「市民アクション@新潟」の街頭宣伝で「県民の会」共同代表の佐々木寛さん(新潟国際情報大学教授)が「国民にウソとゴマカシを続けながら、憲法を変えて自衛隊を戦場へ送り出そうとする安倍政治をいつまでも続けさせるわけにはいかない。未来を担う若者たちに希望を与えるため、市民と野党が一つになってたたかい続けよう」と市民に訴えました。
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街頭宣伝する「市民アクション@新潟」=3月19日、新潟市 |
事務局長の栗田茂男さんは、「市民と野党の共闘の発展と統一戦線の拡大・強化を目指して、現在12人の県議候補予定者の推薦を決めた。7月の参議院選挙で市民と野党の統一候補を勝利させるために今から流れを作っていかなければならない」とし、ニュース等で関係者への呼びかけを行っていくと話しています。
田中さんは「前回当選を果たせず4年間、地域を歩いて声を聞いてきた。どこへ行っても農家の後継者不足や経営のきびしさを感じさせられた。県版戸別所得補償の創設を実現させるために皆さんの力を貸してほしい」と強く訴えました。
いま、県農民連役員を先頭に推薦候補への支持の働きかけに全力をあげています。対話では「原発だけは止めてほしい」「農政は、安倍さんではダメだ」などの声が多く寄せられています。原発再稼働阻止、地域から米と農業を守る政治へ、県議選の勝利をめざして奮闘しています。
2面に農民連の「統一地方選挙の訴え」を掲載。
「国連家族農業の10年・農民の権利宣言を考える」 |
日時 5月25日(土)午後1時〜5時半(開場12時半)
場所 明治大学リバティタワー1階1013(リバティホール)
(東京都千代田区神田駿河台1―1) 内容 基調報告「農民の権利宣言」 ザイナル・アリフィン・フアド ビア・カンペシーナ国際調整委員
記念レセプション基調報告「家族農業の10年」 関根佳恵 愛知学院大学准教授 海外代表(韓国、インドネシア、タイ、フィリピン、東ティモール、オーストラリアなどを予定) 日時 5月25日(土)午後6時半〜(開場6時)
場所 全労連会館2階ホール(東京都文京区湯島2―4―4)
主催 農民運動全国連合会
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連) ビア・カンペシーナ東南・東アジア地域 |
[2019年4月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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