「農民」記事データベース20200127-1393-02

「消費税5%」に反響大きく

=減税署名次々と=


消費税廃止各界連が
新春宣伝

 消費税廃止各界連絡会は1月9日、東京・新宿駅前で新春宣伝に取り組みました。消費税の5%への引き下げを訴え、署名を集めました。

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消費税減税は国民の願いです

 マイクを握った全国保険医団体連合会の住江憲勇会長は、消費税10%で受診抑制が広がっていることを述べ、5%への減税を訴えました。

 農民連の藤原麻子事務局次長は、増税によって食料品は8%のままにもかかわらず、箱代や配送料などは10%で大きな負担になっている現状を指摘し、「増税で生産が脅かされている」と批判。署名への協力を呼びかけました。

 全農協労連の砂山太一委員長は、「日米貿易協定の影響もあり、『もう農業を続けられない』という声が全国であふれている。5%減税へ、大きく世論を盛り上げよう」と訴えました。

 日本共産党の宮本徹衆院議員は、「市民と野党の共闘で消費税5%への引き下げを実現しよう」と呼びかけました。

 各弁士の話を聞いていた40代前半の男性(千葉県市原市在住、飲食業)は、「買うものを1割ほど減らしたりと、やりくりに工夫しています。消費税を上げる前にやるべきことはあるはず。中小零細企業をいじめるな」と怒っていました。

(新聞「農民」2020.1.27付)
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2020年1月

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