「農民」記事データベース20200406-1403-10

とめよう!種苗法「改定」法案


インターネット署名が始まりました!

 種苗法の「改定」法案に反対する農民連のインターネット(ウェブ)署名が始まりました。

 農民連がウェブ署名に取り組むのは初めての試み。「change.org」というウェブサイトで、個人や団体がさまざまテーマでキャンペーンを立ち上げ、賛同を募っている、誰にでも開かれたウェブサイトです。

 change.orgのサイトを開き、キャンペーンページの「賛同する」をクリックすることで、誰でも署名に協力することができます(ただし一人1回だけ)。

 現在、農民連が呼びかけている、紙に自筆で署名する「国会請願署名」は、国民が国政への要望を直接、国会に届けることができる権利として法律にも明記され、保障された「国民の権利」で、衆参両院議長あてに提出します。

 このウェブ署名は、国会請願署名のような国会への公的効力は持ちませんが、多くの市民の声を目に見える形にするものとして、最近では社会運動の大きな力になる手法となっています。

 たとえば最近だと、「女性労働者にパンプスを履くことを強制しないで」というキャンペーン(#KuToo)が、このウェブ署名で多くの賛同を得たことで注目され、国会質問でも取り上げられるようになり、数多くの企業の就業規定を変えるまでになりました。

紙の(国会請願)署名も続行中
反対の声を目に見える形に

 新型コロナウイルスの感染拡大で、人に会うのもはばかれるような現状ですが、国会審議は粛々(しゅくしゅく)と進められようとしています。種苗法「改定」案は衆議院農水委員会で早ければ4月7日に審議に入り、しかもわずか1日しかないかもしれないという情勢です。

 国会請願署名とともにこのウェブ署名にも一人でも多くの賛同を広げ、種苗法「改定」反対の国民の声を目に見える形にしていきましょう。


ウェブ署名のやり方

 (1)グーグルなどの検索サイトで「change.org」を検索し、開く。

 (2)change.orgのサイトを開いたら、画面右上の虫眼鏡マークをクリックし、キャンペーン検索に「種苗法」と入力。

 (3)トップに表示される農民連のキャンペーンページを開いて、「賛同する」をクリックする。

 (4)初めてウェブ署名する場合は、メールアドレスを求められるので、入力する。

 ※さらに続けて賛同メッセージを入力したり、ツイッターでリツイートしたり、フェイスブックでシェアすることもできるので、こちらもぜひご協力ください。

(新聞「農民」2020.4.6付)
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2020年4月

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