う! うまい!! 
公代の手づくりコンニャク
岩手県女性部 加工食品作り第1弾
  
 持ち寄りおかずで昼食会も
 岩手県農民連女性部は今年2月の総会で、「毎年、何らかの加工食品を作ってみよう」という計画を立て、今年はコンニャク作りをしようと決めました。じつは昨年も少人数でコンニャク作りをしたことがあったので、女性部員のなかにも何人かコンニャク芋を育てている人もいます。
 
  
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    3年ものの生芋を使って  | 
   
 
 そこでさっそく農作業が忙しくなる前の3月26日、一関市の女性部部員、菊池公代さんを講師に迎え、手作りコンニャク教室を実施しました。 
 ところが折からの新型コロナウイルスの感染拡大で、わが岩手県でも当初決まっていた会場から「貸せない」と断られたりしましたが、無事、別の会場を借り直すことができました。 
 当日は、「う! うまい!! 公代の手づくりコンニャク」という菊池さんお手製のレシピを見ながら、2班に分かれて、作業開始。 
 
  
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    菊池さんの指導で手ぎわよく  | 
   
 
 コンニャク芋は強いアクがあって、ゆでても、焼いても、エグくて食べられません。昔は草木灰の灰汁でこのアクを取り除いていたようなのですが、現在は炭酸ナトリウムや水酸化カルシウムを使います。 
 昼ごろには無事、完成させることができました。しかし作ったばかりのコンニャクはアク抜きが必要で、すぐには食べられないため、この日は先生が前日に作っておいて持って来てくれたコンニャクを、ショウガじょうゆやポン酢、ユズみそなどにつけ、いただきました。 
 
  
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    手作りコンニャク  | 
   
 
 初めて参加した人もいて、いつものことながら皆さんが持ち寄ったたくさんのおかずも並び、にぎやかな昼食となりました。この日に作ったコンニャクは、容器に入れて持ち帰りました。 
 ちなみに、この手作りコンニャクを食べた家族の反応はどうだったかというと…、「こんなにおいしいコンニャク、食ったことねえ〜!」と、大好評。ヨカッタ!
         (岩手県農民連女性部 久保田みき子) 
         (新聞「農民」2020.4.13付) 
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