トマトの次はマダイ 
ゲノム編集食品野放しに抗議!
北海道食といのちの会 
抗議文を政府に送付
  
 「北海道食といのちの会」は9月17日、国が流通販売を認めたゲノム編集技術で作られた「マダイ」の流通販売の中止を求めた抗議文を厚生労働、農林水産、環境の各大臣に送付したことを道庁での記者会見で公表、ゲノム編集食品の危険性を訴えました。 
 
  
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    道庁で記者会見する久田徳二会長(左)  | 
   
 
 9月15日から販売が始まったゲノム編集トマトに続き、国内で2例目となるゲノム編集マダイは今後流通する見込みで、日本はゲノム編集食品が野放し状態といえ、世界でも例がありません。 
 遺伝子組み換えは違う遺伝子を組み入れるのに対し、「ゲノム編集食品は遺伝子を切り取るから遺伝子組み換えでない」と国はいいますが、自然の法則に関係なく人為的に遺伝子を操作することには変わりなく、人為的に操作するからこそ数年の短い期間で新しい品種をつくることができます。 
 「北海道食といのちの会」は、「ゲノム編集食品の情報公開」「安全性、環境への影響を厳格に規制」することなどを求めています。欧州では、遺伝子組み換え食品と同様にゲノム編集食品を厳しく規制しています。 
         (新聞「農民」2021.10.11付) 
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