政府は米価暴落対策とれ
京都・口丹 
軽トラパレード55キロ走る
  
 種苗店店主も手を振り応援
 京都府農民連口丹ブロック協議会の軽トラパレードが9月22日、「政府は米価暴落対策をとれ」「過剰米を緊急に買い入れ、食料支援に回せ」のスローガンを掲げて、園部町、八木町、亀岡市を走りました。口丹ブロック協議会にとって軽トラパレードはTPPストップの運動に取り組んだ時以来です。
 
  
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    京都・口丹での軽トラパレード  | 
   
 
 当日は、4台の軽トラと1台の宣伝カーに7人が分乗しての宣伝となりました。当地域はキヌヒカリやコシヒカリの稲刈りがほぼ終わり、水田にはヒノヒカリなどの稲がまだ青々と広がっていました。走行距離は55キロ、所要時間4時間の行程でした。 
 2人の女性アナウンサーが交代でマイクを握り、呼びかけました。種苗店の店主が通りに出て手を振ってくださったり、山間部でも組合員の女性が家の前に出て激励してくれたりしました。 
 途中2〜3回、いっぷくタイムを取りましたが、やはり「長かったなあ」「お尻が痛いわ」の声がしきりでした。 
 けれども「やってよかった」「田にはあまり人は見かけなかったけども、声はきっと届いていると思う」「もっと細かく回らんとアカン」「口丹の他の地域も回らんと」などと語り合いながら、この日の行動を終了しました。 
 翌日、手を振ってくれていた種苗店に買い物に行き、そこにいたお客さんも加わって低米価のことなどの話に花が咲きました。
         (京都・口丹ブロック協議会 高屋晧) 
         (新聞「農民」2021.10.18付) 
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