農家が得する 
税金コーナー 
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 富山県農民連
持続化給付金の受給者と 
確定申告の勉強会ひらく
 富山県農民連では、持続化給付金を申請して受給した農家を対象に、確定申告勉強会を3月と8月に小矢部市の西中公民館で開催し10余人が集まりました。
 
  
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    学習会の様子  | 
   
 
 この地域は県西部で石川県と接するところです。今年の1月初めに突然の豪雪に見舞われ、ビニールハウスがいくつも倒壊し大きな被害を受けました。その時に農民連はいち早く被害の実態を調査し、県や農政局に雪害被害対策で申し入れをしました。この地域の「金屋本江アイリスファーム」の代表も、交渉に一緒に参加してもらいました。 
 そんな経過もあり、永らく新聞「農民」の読者で、アイリスファームの元役員でもあり、厳しい農業情勢の中で集落営農の行く末を心配された荒木義昭さんがこれを機に農民連に加入されました。その荒木さんのお世話で持続化給付金を受給した皆さんが、よびかけに応じて集まってくださいました。 
 参加されたみなさんは、これまでそれぞれで確定申告はされていましたが、自主申告運動に対し多くの質問が出されました。 
 1回目は農民連の確定申告の基本をお話ししました。2回目は「自主申告すればこんなに実利があります」と具体的な例を示して説明し質問をうけました。3回目は今年の確定申告を具体化する勉強会を12月ごろに開催する予定です。
         (富山県農民連 水越久男) 
         (新聞「農民」2021.10.18付) 
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