市民連合がオンライン集会
自民党に代わる、
新しい政治をつくろう
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(市民連合)は10月8日、「自民党に代わる新しい政治をつくろう」とアピールする集会をオンラインで実施しました。
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「選挙に行こう。未来は変えられる」と訴える青年たち |
「市民連合」運営委員の中野晃一さん(上智大学教授)は、「衆院選で本格的な野党共闘ができるところまできた。違いを超えて、政治を変えるために協力することが大事。政権交代を実現し、私たちの手に政治を取り戻そう」と訴えました。
「九条の会」世話人の清水雅彦さん(日本体育大学教授)は、「自民党はコロナ対策すら改憲の口実にしようとしている。憲法を守る政治は、政権交代しかない」と話しました。
反貧困ネットワークの瀬戸大作事務局長は、20代の若者や外国人の生活相談が相次いでいることを述べ、「共助では限界がある。生存権が認められる政治を」と語りました。
安全保障関連法に反対する学者の会の高山佳奈子さん(京都大学教授)は、日本学術会議任命拒否問題にふれ、「任命推薦が放置されているのは違法状態。民主主義のあり方に関わる重大問題として任命を求めていく」と発言しました。
最後に、山口二郎さん(法政大教授)が行動提起を行い、「各地で候補者の一本化が進んでいるが、『今の政治を何とかしてほしい』という市民の声が野党の結集に導いた。いよいよ選挙本番。共闘の成果を議席という成果で示そう」と呼びかけました。
(新聞「農民」2021.10.25付)
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