農民連はためになる 
やめられない
山形 庄内農民連
  
 持続化給付金申請の 
仲間105人が継続入会
 山形県の庄内農民連では、持続化給付金申請運動で仲間に迎えた準会員を正会員に移行してもらう取り組みが進んでいます。
 庄内農民連では、気軽に入会してもらうため1年間に限り会費の安い準会員になることを選択できるようにしています。昨年の申請運動から1年が経過し、入会者のほとんどが継続か退会かの選択をする時期にきていました。 
 期限が到来した準会員には「継続入会のお願い」の手紙を送り、会費の額が変わることや、退会すると税金自主申告運動や産直事業などに参加できなくなることを説明し、継続入会してくれた人には『税金対策の手引き』と『農業収入・支出記帳簿(税金ノート)』をプレゼントしています。 
 12月までに期限が到来した250人中、105人が継続入会しています。 
 
  
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    昨年9月に開催された「インボイス制度オンライン学習会」  | 
   
 
 酒田飽海地区で会員が大きく増えたことに対応するため、青色申告部会の月例記帳会・パソコン簿記講習会を昨年4月から酒田市でも開催するようになりました。 
 また、ニュースやお知らせなどでほぼ毎週新聞「農民」と一緒に会員に情報発信をするようになりました。 
 こうした取り組みの結果、会員から「農民連はためになるからやめられない」と言われるようになり、入会者の4割が2年目以降も継続して入会することにつながりました。 
 今後の課題は、空白を克服した地域での支部・班づくりです。この2年間、コロナ禍でなかなか集会を開けず、支部・班活動は停滞してしまいましたが、対策を工夫して集まる機会をつくりたいと思います。
         (山形・庄内農民連事務局長 梶昇司) 
         (新聞「農民」2022.1.24付) 
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