生産減らす政策やめよ
生産費保障する価格政策求める
関連/農民連事務局長に藤原麻子さんが就任
農民連・ふるさとネット
農水省に緊急要請
農民連と農民連ふるさとネットワークは8月5日、「米危機打開、生産調整から国産増産への転換を求める緊急要請」を農水省に行いました。
米政策の転換や水田活用直接交付金の見直し中止、燃料、肥料等の資材高騰対策、自給率引き上げのための抜本的対策などを求めました。肥料高騰対策で農水省は、2割減が必須ではないと回答。また、備蓄米の運用については「需給操作のための買い入れはできない」と従来通りでした。
参加者は「食糧法はそもそも『主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律』であるのに、需給に国が手を出せないのは法の趣旨に反する」「世界的な食糧危機の中、備蓄米100万トンで維持という従来の考え方そのものを見直すべき」と指摘し、担当者もうなずきながら意見を聞いていました。
8月3日に行われた農民連常任委員会で、事務局長に藤原麻子さん(前事務局次長)が選出されましたのでお知らせします。
(新聞「農民」2022.8.29付)
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