笹渡・農民連副会長が
畜産・酪農危機訴え
国民大運動実行委が 財務相要請
  
 「軍事費削って、くらしと福祉・教育の充実を」国民大運動実行委員会は12月15日、2023年度予算案に関わって、鈴木俊一財務大臣に要請を行いました。 
 
  
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    鈴木財務相(手前)に対策を迫る笹渡副会長(こちら向き中央)  | 
   
 
 農民連からは笹渡義夫副会長が参加しました。 
 各団体からの要請に続き、笹渡副会長は、「このままでは日本から畜産・酪農がなくなる」と危機感を表明。11月30日の緊急中央行動で農水省に農家の窮状を訴えたことを紹介し、「現状の対策では間に合わない。従来の枠組みを超えて、さらなる直接支援を」と求めました。 
 鈴木財務相は「畜産、中でも酪農が大変で、貯金を取り崩して生活していると聞いている。子牛価格も大暴落している」と危機への認識を示し、「今日の話をうかがって(何ができるのか)整理したい」と答えました。 
         (新聞「農民」2023.1.9付) 
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