各界連が全国活動交流集会を開催
  
 消費税減税 インボイス中止 
統一地方選挙で争点化し実現をめざそう
 消費税廃止各界連絡会(各界連)は1月20日、全国活動交流集会を開催し、消費税減税とインボイス(適格請求書)導入中止を求める全国の取り組みを交流。さらなる運動の活性化を意思統一しました。会場に25人、オンラインで36カ所の参加がありました。
 全国保険医団体連合会の住江憲勇会長が開会あいさつし、「今年は平和と戦争の岐路にある」と指摘。「30年来の政策で需要が落ち込み、莫大な軍事予算を使っている場合ではない。経済の好循環には消費税減税が有効だ」と消費税減税・インボイス中止を求める運動の推進を呼びかけました。 
 
  
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    開会あいさつする住江会長  | 
   
 
 各界連の中山眞事務局長が報告を行いました。今集会の目的を「各地の運動に学び合い、消費税減税実施を政府に迫り、軍拡・大増税反対の世論と運動を大きく広げ、統一地方選挙で消費税減税・インボイス中止の審判を下す力にする」と紹介。 
 消費税収はコロナ禍でも増え続け、過去最高になり、自民党幹部が消費税増税に言及するなかで、消費税減税、インボイス中止を求める運動に期待と共感が広がり、世論と運動が「消費税を軍拡財源に」と言えない状況をつくり出していることに確信をもって、(1)地域各界連の活動を再開、(2)学習、宣伝、署名などの運動を強化、(3)3月地方議会、地方議員への積極的な要請を展開し、統一地方選挙の争点化を図る、の3点を提起しました。 
 北海道から九州まで、7地域から活動の報告があり、消費税廃止岩手県連絡会の坂下豊さんは「学ぶ・話し合う・動く、の3つを大事に活動している」と発言。3〜4カ月に1回、オンラインで団体間の会議を持ち、毎月24日に「イエローキャンペーン」と銘打って宣伝を展開し、「ストップインボイス」のステッカーも作ってアピールや学習会の取り組みを紹介しました。 
  今まで以上に大きく広げよう
 まとめで消費税をなくす全国の会の前沢淑子事務局長は「3点の提起をどれだけ全国で広げられるかが焦点。消費税が当たり前の世代にいかに広げるか、今までの延長線以上にたたかいを大きく広げることが戦争への道を止める一番の近道だ」と述べました。
 立憲民主党の末松義規衆院議員があいさつ。日本共産党の田村貴昭衆院議員が情勢報告をしました。 
         (新聞「農民」2023.2.6付) 
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