「農民」記事データベース20230612-1556-13

旬の味


 今回から四国・徳島から四季の農の様子を書いていきます。よろしくお願いします▼5月末の四国では田植えがどんどん進んでいます。でも、わが家の自給用の田んぼの田植えはゆっくりと6月に入ってからなので、今は稲苗が庭先で明るい緑を輝かせています。秋から初夏に出荷するブロッコリーはこの時期は成長が早いので収穫に必死。7月の観光ブルーベリー園の準備も同時に進めます▼教員を辞めて、悔いのない1度きりの人生を!と農業を始めて8年が過ぎました。汗を流して畑仕事をすることが純粋に楽しかった就農後の数年を経て今の関心ごとは継承です▼この春、わが子3人全員が義務教育を終えました。観光農園、収穫イベントやマルシェの開催、人との交流、SNS発信など、自分が楽しいことをやってきました▼小さな商いですが飽きません。子どもたちはそれを見て、手伝ってくれています。継承と堅苦しく言わず、楽しく、もうかって、地域も良くなる農業をしたい。日本の農政も良くなあれ。

(五)

(新聞「農民」2023.6.12付)
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2023年6月

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