「農民」記事データベース20010730-503-11

読者からのお便り


実家の米・野菜とてもおいしい

愛知県 安藤十糸子

 わが家には、食べ盛りの息子三人がいます。毎月二回程度、私の実家から米や旬の野菜を送ってもらいます。「学生時代から送ってもらっている米が、最近とてもおいしい」と父にお礼の電話をかけたら、「それはやはり土が米作りに適してきたから」と教えてくれました。実家は米の有名な産地ではありませんが、送ってもらう米は、つやつやでしっとりしていて甘味があるようなやさしさがあります。

 野菜もしかりです。減農薬での世話は大変なことだと思いますが、ナスはナスの味がし、インゲンも太く歯ごたえもよく、甘い味がします。実家に甘えながらの食生活ですが、それでもこんな本物を味わえる息子たちもいずれ、いろいろなことに気づいてくれると思っています。


一番のしあわせ

佐賀県 新 雅子

 教員を定年して八年目。いま晴耕雨読の暮らし方にも慣れ、落ち着きました。一番の仕事は三十坪の家庭菜園の手入れ。ハウス経営の専業農家ばかりの中での独り暮らし。せめて野菜だけは無農薬でと、朝夕の虫とりに余念がありません。時には害虫でも“殺す”という行為の冷たい心を感じますが、いま甘いキャベツ、時期はずれの小かぶを食べる時、生きている一番のしあわせ。


ビデオが好評

静岡県 内藤由美子

 農民連のみなさんには、いつもおいしくて安心できる農産物を提供していただきありがとうございます。待ちに待ったビデオ「あぶない!!あなたの食と健康」が届いてすでに二度、三度と見せてもらいました。私たちの支部(新婦人浜松支部)でもみんなで見て、産直仲間を増やす力にしたいものです。

 さて、私の息子はいま創立百五年の歴史をもつ農業高校で学んでいます。学校の授業で「それでもあなたは食べますか」のビデオを見たといいます。今回のビデオもぜひ全国の学校に普及して生徒たちに見るチャンスを与えてやりたいと思います。とくに農業高校には、農民連のみなさんからも売りこみにいってください。


六月に思う歌

東京都 榎本愛子

 昔、雨雨ふるふる田やはたに/子どもはせっせと苗はこび/子犬もかけますたんぼみち

 こんな歌が小学校の「おんがく」の本にのっていました。六月になると、この歌を思い出します。つらかろう、でも古きよき時代だったのでしょうか? 悪い時代だったのでしょうか?

(新聞「農民」2001.7.30付)
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2001年7月

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