「農民」記事データベース20020603-541-14

労組、新婦人と田植え交流


“いい汗かいた”あと食事・温泉で楽しむ

茨城県西農民・産直センター

 茨城の県西農民センターと県西産直センターは五月十一日、十二日の連日、東京の労働組合や新婦人との田植え交流会を八千代町で行い、親睦を深めました。

 十一日は、全労連・全国一般労働組合の東京地本中部地区協議会が呼びかけ、四十五人が参加。一昨年秋に続き二回目の交流です。

 田植えを体験した後、参加者は同農民センター女性部が用意した純国産のナタネ油で揚げた野菜の天ぷらと豚汁に舌鼓。

 同中部地区協は一回目の交流をきっかけに東京のど真ん中の千代田と中央の両区議会へセーフガードの発動を求める請願を提出。暫定発動をさせるうえで大きな役割を発揮しました。

 交流では、同地区協の石田晴彦議長が「引き続き、食の安全の確保と自給率を引き上げる運動に取り組んでいく」と決意を表明。県西農民センターの北嶋誠会長は「六カ月間の暫定発動だったが、労働者のみなさんの共同・協力が大きな励ましになった。食と農を守る国民的な合意を広げよう」とあいさつしました。

 十二日は、東京の新婦人目黒支部・渋谷支部と大田区労連の人たち七十人が訪れました。渋谷支部からはなんと一歳から九十五歳までの人が参加。用意した田んぼに入り切れず、交替で田植えを体験。

 田植えの後は、目黒支部の人たちはタマネギを収穫。渋谷支部と大田区労連の人たちは、温泉に入ったり、小松菜を収穫したりしました。

(県西農民センター 前田修一)

(新聞「農民」2002.6.3付)
ライン

2002年6月

HOME WTO トピックス&特集 産直・畜産・加工品 農業技術研究
リンク BBS 農民連紹介 新聞「農民」 農とパソコン

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒171-0022
東京都豊島区南池袋2-23-2
池袋パークサイドビル4階
TEL (03)3590-6759

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2002, 農民運動全国連合会