「農民」記事データベース20020603-541-16

産直ボックス丸ごと使って

HAPPY料理

料理研究家 吉田文子さん


 先月の千葉房総食料センター野菜BOXのおまけ、「ガザニアの苗」が我が家の庭で鮮やかなオレンジ色の花を咲かせました。初めてこの花のことを知り、とても喜んでいます。

 さて、今回は熊本からの野菜BOXです。野菜以外に黄色くておいしそうなメロンが入っており、箱を開けてワクワクしました。各産直センターで、工夫をこらしていらっしゃると感心します。ナス大3個、アスパラ100g、新玉ねぎ1キロ、メークィーンじゃが芋1キ口、ミニトマト200g、インゲン150g、大根1本、ニラ1束。初夏の香りがいっぱいです。さっそく、しおれやすいニラから調理します。


 〈1日目〉

*残りごはんとニラのフライパン焼き*

 残りごはん200gをボールに入れ、水150ccを加えて混ぜ、雑炊のようにサラサラにする。そこに小麦粉100g(1カップ)、2cmに切ったニラ1束、干し桜海老10g、砂糖大さじ1/2、醤油小さじ1を加えて混ぜ、フライパンにごま油1/2を熱したところに大さじ山盛り1くらいずつ落として焼く。生地を薄めにのばし、中火でゆっくり焼くと外側がカリカリ、中がモッチリしておいしい。からし醤油など好みのものをつけて食べる。ホットプレートで焼きながら食べるとよい。

 〈2日目〉

*新玉ねぎとインゲンの和風サラダ*

*焼き魚・たっぷり大根おろし添え*

 〈3日目〉

*牛ステーキ新玉ねぎソース*

*アスパラごはん*

 アスパラを1cmに切り、素揚げにして塩を振り、ごはんに混ぜる。

 〈4日目〉

*ナスの揚げ煮・カリカリじゃこのトッピング*

 〈5日目〉

*新玉ねぎたっぷりハンバーグ・茄でじゃが芋、ミニトマト添え*

 〈6日目〉

*じゃが芋グラタン*

 じゃが芋4個は縦半分に切り、蒸し器で柔らかくなるまで蒸し、スプーンで中心部を取る。(外側1cmを残し)バター60gを小さく切ってくり抜いたじゃが芋がまだ温かいうちに混ぜて溶かし、新玉ねぎ80g薄切り・ハム2枚細切り(両方3cmくらいの長さに切る)、塩ひとつまみを混ぜ、カップ状になったじゃが芋に戻す。山盛りになった上に溶けるチーズ80gをかけ、250度のオーブン又はオーブントースターでチーズが溶け、薄いきつね色にこんがり焼けるまで加熱する。上に刻みパセリをかける。皮までおいしく食べられる。

 今回の野菜BOXは6回でおいしく食べきりました。メロンは行ったことのない遠い熊本の地を想いながら、生でおいしくいただきました。

(新聞「農民」2002.6.3付)
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2002年6月

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