「農民」記事データベース20020909-553-03

群馬

米を守る緊急署名の申入れ

西毛農民連が5つの農協訪問

関連/米「改革」に断固抗議
   宮城県農協中央会 大堀 哲会長の話
   米を守る緊急署名の申入れ
   豊作喜べる改革こそ必要だ
   農業委員が地振研究会
   米守れ キャラバン走る
   JA・自治体に強い危機感


 群馬の西毛農民連は八月二十二日、五つの農協を訪問、組合長らと会い、米を守るために「米改革」に反対する政府への緊急要請署名の申し入れを行いました。どの農協も快く迎え入れてくれ、約束の時間をオーバーして地域の農業、農民の暮らしと生活を守るための話し合いとなりました。また、募金の訴えにも応じてくれました。

 申し入れ行動には十一人が参加し、「米は生命のもとだ」のムシロ旗やのぼりをたてて軽トラ五台で街頭宣伝も展開しました。

 高崎市農協では、小池正義組合長、五十嵐邦義専務が応対。「米・農業を守るために農協と一緒に運動をしていきたい」という要請に応えて、小池組合長は「米は日本の文化を守る運動にも通じる。みなさん方とまったく同じ考えだ」と語りました。BSEやセーフガードの問題にも話が広がり、予定時間を超過。小池組合長、五十嵐専務は新聞「農民」の読者になってくれました。

 いま全国的に注目されている甘楽富岡農協では、佐々木林太郎組合長と安心・安全な野菜作りからセーフガードを本格発動させる運動などについても話し合いました。佐々木組合長も新聞「農民」を購読してくれました。

 藤岡小野農協では、山崎日出男組合長らが応対。国民の主食・米を守るための政府への緊急要請署名については、理事会で呼びかけることを約束してくれました。

(新聞「農民」2002.9.2・9付)
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2002年9月

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